Learn and See-他校を見て学ぼう-

勇
書道パフォーマンスを始めよう!と思い立っても、どのような作品にするか考えるのが難しいと思います。
そんなときは動画サイトで『書道パフォーマンス』と検索してみましょう。日本全国の高校の作品を見ることができます。ここで私のイチオシ作品をご紹介します!

書道パフォーマンス甲子園 第12回優勝 松本蟻ヶ崎高等学校(長野県)


時代を風刺するようなテーマが特徴的な作品です。それぞれの一筆目の書き出しや動きを揃えることで、一体感と美しさが生まれています。また、現代では見慣れない篆書(てんしょ)をあえて真ん中の大字で使うことで見た目のインパクトが強くなり、左右の字は楷書にすることで作品のテーマでもある『手書きの文字の良さ』が伝わりやすく、この作品に込めた想いをわかりやすくしているのが、とても良い点です。

書道パフォーマンス甲子園 第19回優勝 高松商業高等学校(香川県)


しなやかで優雅な動きが曲調似合っていてとても綺麗です。後半、曲の盛り上がりに合わせて書き方や動きが激しくなっているのも良い点。踊ったり書くこと以外に大きな演出がなくシンプルですが、音と動きに統一感があるのでみてて気持ちがいいです。

書道パフォーマンス甲子園 第11回紫舟賞 神辺旭高等学校(広島県)


服装から「野球」というのがわかりますし、学校でよく見かけるラインカーを使ってるのも斬新です。さらにサイレンが聴こえてきて「甲子園」というのがわかり、テーマが伝わりやすいのが良いです。真ん中の大字を書く人とそのバケツを持つ人の息がぴったりでたくさん練習したのが伝わってきますね。(バケツ持ちって簡単そうに見えて、すごく難しいので…)6分の間に物語がしっかり作られてて、見てて笑顔になってしまうような作品です。


動画を見て思った方も多いと思いますが、書道パフォーマンスには決まった型やルールがありません。(書道パフォーマンス甲子園などの大会には人数や時間などのルールがありますが)音楽も人数も使用する道具もなんでもいいのです。
だからこそ、その団体の個性が色濃く出るので見ているだけでもとても楽しいですし、パフォーマンスする側であれば、他の団体の表現や作品にはとても刺激を受けます。
最初からこんなに凄い作品を作り上げるのは難しいですが、動きなど真似できるところや参考になるところがたくさんあります。ぜひ動画サイトで「書道パフォーマンス」や「書道パフォーマンス甲子園」と調べてみてください。真似してみるのもアリですし、「こういうのやってみたい!」から自分達のオリジナルを加え、発想を広げていくのも楽しいです!