Practice-練習開始!-
道具の準備ができたら練習開始です。

初めての練習は、
  • 書く字の練習
  • 紙質に慣れる
  • 動きの確認
  • 本書き

  • の順で進めることをオススメします。


    書く字の練習

    まずはパフォーマンスで書く字の練習をしましょう!
    書道パフォーマンスといっても、『書道』ですので、字は大切です。
    どんなに演出が動きがかっこよくても、完成した作品の字やバランスが良くなければ、まとまりません。

    そのため、大きい字であっても練習は必ず必要です。練習の際に作品の雰囲気の統一感を出すために、書体も決めましょう。行書・楷書・草書なのか、さらに深堀りできるのであれば、誰の書体に寄せるのかも決めましょう。



    字が読みやすいのは楷書の顔真卿(がんしんけい)で、
    文字の力強さや迫力を感じれるのは、北魏(ほくぎ)と呼ばれる中国・北魏時代の楷書です。

    大字はシンプルにわかりやすいのが良いですが、目を惹くという意味でおすすめな書体は篆書(てんしょ)です。

    tenten

    画像は第11回書道パフォーマンス甲子園で審査員奨励賞を受賞した、長野県松本蟻ヶ崎高等学校の作品です。
    画像左側と高校名が篆書で書かれています。

    篆書の字は読むのも書くのも難しいですが、作品はかなり目を惹きますよね。難しいからか、篆書を使用している高校はあまりないので、周囲との差別化もできます。

    紙質を知って、慣れる

    紙作りのページでも書きましたが、パフォーマンスで使う紙は半紙ではなく、模造紙です。
    墨馴染みがよくなかったり、筆が滑りやすかったり、普段の書道とは感覚がだいぶ異なります。

    その感覚に慣れるために、紙作りの際に出た切れ端や残った模造紙に練習してみましょう。その際にパフォーマンス用の墨やペンキを使うと、墨やペンキの感覚も確かめることもできます!

    ある程度感覚が掴めたら、次に進みます!



    動きの確認

    練習用の紙にすぐ書くのではなく、まずは動きの確認をしましょう!
    実際に紙を広げてみて広さを掴み、音楽のどこで誰が書くのか、このタイミングで字を書きたいならいつ動けば良いのか、導線など、様々なことを確認するために、本書きする前に動いてみましょう。

    動いてみると時間が余るところ、逆に間に合わなかったりするところが発見できるので、それを踏まえてタイミングなどを考え直します。
    この時点での演出変更はよくあることなので、全然アリです◎

    また、動きの確認するのと同時にやっておきたいのが、練習用紙に文字の位置に鉛筆で印をつけることです。
    私はその文章の一番はじめの文字の大きさに合わせた◯を書いていました。書き出しの位置がわかっているとかなりやりやすいし、字のサイズ感のバランスを取るためにも必要な作業です。ただし、印を書くのは最初の数回だけにしましょう。
    本番では印を書いておくわけには行かないので、位置を覚える気持ちは忘れずに練習しましょう。

    本書き

    では実際に書いてみましょう!

    1回目は感覚と全体のバランスをみるために音楽には合わせず、字を書いていきます。ひとりひとりの字のバランスはもちろん、作品全体の統一感を出すためにも、字の大小は大切です。

    一度書き上げたら少し高いところから作品をみてみてください。
  • 余白があるから、もう少し字を大きく書く?
  • 字の色を変えたいな~

  • などなど、意見が出てくると思います。
    それを加味してもう一度音楽なしで書いてもいいと思いますし、問題がないようであれば、音楽ありで練習してみてもいいと思います。

    書き終えた用紙はすぐ捨てたらもったいないので、、余っているところで字の練習をしましょう。
    ただし!書きすぎて模造紙が破けることもあるので、気をつけてくださいね。

    音楽に合わせて書く際はタイミングや導線に注意しましょう。
    参考動画からもわかるように、書き出しのタイミングが揃っていたほうが綺麗に見えますし、 大袈裟なくらいに膝を曲げたりした方がかっこよく見えます。

    練習し始めはとても難しいと思います。ですが書いてるうちに楽しくなってきます。
    がんばってください!!